マクロミルはアンケートサイトの中では「超」が付くくらい稼ぎやすいサイトです。
というのも、毎日届くアンケートにきちんと回答していれば最低でもひと月に500円以上、調子が良ければ1,000~1,500円以上を稼ぐことも難しくはないからです。
しかし、マクロミルユーザーの中には500円/月を稼ぐどころかほとんどアンケートが配信されずに全然稼げない人も少ないないようです。
その原因は一体なんなのでしょうか?
アンケートが来ない理由
理由はいくつか考えられますが、代表的なものは以下のような感じです。
テキトウに回答している
最も可能性が高いと思われるのが、事前アンケートの回答内容がテキトウ過ぎるケースです。
事前アンケートは毎日大量に届くため全てにきちと回答しようとするとそれなりに時間がかかりますので、テキトウな回答(全ての設問で「選択肢1」を選ぶなど)をしてしまいたくなる気持ちは分からないでもありません。
しかし、マクロミルは慈善事業でアンケートの配信とポイントの提供を行っているわけではなく、顧客からの依頼に基いてできるだけ市場調査に役立つような回答データを集めようとしています。
にも関わらず、テキトウな回答を繰り返すユーザーが多かったらどうでしょうか。
そのようなユーザーの回答は無価値であり追加調査のための手間・時間・費用ばかりが嵩んでしまうため、アンケートの配信先から徐々に除外されてしまってアンケートが届かなくなってしまいます。
もちろん、たまたま選択肢が全て同じになったりすることも少なくないため「全ての選択肢が同じ = 即アウト」ということは絶対にありません。
要は程度の問題で、マクロミル側が監視していて「明らかに手を抜いてテキトウに回答をしているな」と見なされたらダメということです。
回答時間が短すぎるとダメ?
「じゃあ、何を持ってテキトウかどうかを判断しているのか?」という話になります。
その基準は一切公開されていないのでこれは私の予想ですが、回答にかかる時間が短すぎるとテキトウだとみなされる可能性が高いと思います。
というのも、真面目にアンケートに取り組むなら設問と選択肢をよく読む必要があるので、各設問に回答するためにはそれなりに時間がかかります。
例えば「Youtubeで公開しているCM動画を見てから回答して下さい。」という内容の設問なのに、回答にかかった時間がCM動画の時間よりも短かったら明らかにテキトウな回答をしているなと判断できます。
その他の設問についてもマクロミルの過去の回答データなどから「このくらいの設問・選択肢の量だったらこのくらいの回答時間がかかるだろう」という基準があり、そこから著しく逸脱しているとテキトウな回答をしているとみなされる可能性が高いです。
他にも指標となるものはあるかと思いますが、回答時間はかなり分かりやすい基準なのでほぼ確実に用いられていると思います。
属性が悪い
「属性」というのは、個人情報の登録内容のことを指します。
具体的には職業に入力した「会社員」・「自営業」・「学生」・「主婦」・「無職」などがその人の属性ということになり、他の項目についても同様です(性別の「男」もしくは「女」など)。
この属性の内容が悪いとアンケートが届きにくくなる可能性があります。
例えば、マクロミルでは「この商品は知っているか?」・「この商品は使っことがあるか?」といったユーザーの消費活動などに関するアンケートが多いです。
従ってアンケートの送信先に適した属性は必然的に「経済力があり自立して生活している人(会社員・自営業)」や「家庭で商品購入の決定権がある人(主婦)」に限定されるため、「学生」や「無職」にはアンケートが届きにくくなるということです。
あまりお金がない人や同居人が買ってきた商品を使うだけの人にアンケートを配信しても意味のある回答データを取得できないからです。
これはどのようなアンケートについても同じで、
- 自動車の購入予定に関するアンケート : 運転免許を持っていると届きやすい
- 生命保険の加入状況に関するアンケート : 既婚者や子持ちだと届きやすい
- 飲酒週間に関するアンケート : 飲酒習慣があると届きやすい
といった傾向があるはずです。
このように、自分の属性がアンケートの属性にマッチしていると沢山のアンケートが届きやすく、逆なら全然届かないということです。
なお、属性の良し悪しについては、「その内容」が優れている・劣っているという意味ではありません(「サラリーマン」が優れていて「主婦」が劣っている等という意味ではない)。
あくまでも「その属性の人に適したアンケートを配信しやすいか?」という視点での話であり、
- アンケートを配信しやすい(届きやすい) : 優れている
- アンケートを配信しにくい(届きにくい) : 劣っている
と解釈して下さい。
時期が悪い
マクロミルやマクロミルにアンケートを依頼する会社はいずれもいち企業ですので、そこで働いている人達は普通に休みます。
従って、GW(ゴールデンウィーク)・お盆・年末年始といった長期休暇中は関係者の休みが多いらしくアンケートの配信頻度が下がります。
一応、アンケートの配信システムで予約配信はできるように思える(平日夜間や土日にもアンケートが届くため)ので長期休暇中に全くアンケートが配信されないというわけではないのですが、長期休暇中はユーザーも不在であることが多く有効な回答を得られないことが多いのか、通常の土日などに比べると明らかに配信量が激減します。
アンケートが届かない場合はたまたまそのような時期にあたっていることもあると思いますので、まずはカレンダーを確認してみると良いです。
